AI器機で雑踏警備を効率化 2021/7/14(水) ~ 2021/7/16(金) (京都府) 感染症対策も考慮した祇園祭の雑踏警備 使用システム:KB-eye for 雑踏警備 新型コロナウイルスの感染拡大を警戒しながら行われた祇園祭では、AI器機によって、混雑による事故防止だけでなく、感染症対策も考慮した警備が行われました。 前祭の宵山期間(7月14~16日)は、四条通烏丸西入ルにカメラを設置。撮影した画像から、AIによって人の動きや密度を解析しました。混雑が起きそうな状況になれば、警備員のスマートフォンに通知され、素早く誘導員を増やすなどの対応が可能となります。 また、今回の警備ではスピーカーを搭載した誘導灯も登場。「立ち止まらず、ゆっくり進んでください」といった音声を流すことができます。これによって警備員が大声を出す必要がなく、飛まつの防止にもつなげています。 さらに、警備員は飛まつから目を保護する眼鏡や、洗濯ができる反射材入りベストを着用し、十分な感染対策をとって警備にあたりました。来年は、急に混雑しやすい細い通りなどにもAI警備の範囲を広げることを検討しています。 歩行者の通行密度を調査 AIツールが連携する次世代の雑踏警備