2023年3月15日、京都市右京区内の国道１６２号道路改良工事の片側交通規制において行った交通誘導システムの実証実験が警備保障タイムズに掲載されました。

３月15日、京都市右京区内の国道１６２号道路改良工事の片側交互通行規制で、ＡＩカメラなどを活用した交通誘導システムの実証実験を行った。
公道・資格者配置路線で同システムの安全な稼働を確認する実験は、京都府内で初めて。ＫＢ－ｅｙｅが提供するシステムを使用し、交通誘導警備業務２級の資格者で全国交通誘導ＤＸ推進協会のオペレーター資格も取得したコトナ社員が機器を操作した。
京都府建設交通部、京都市建設局、京都府警察本部交通部などの関係者が見学する中、ＡＩカメラ、視認性の高いＬＥＤ表示版、クラウド録画保存などを組み合わせ、警備員は午前９時から午後４時にかけて車両を円滑に誘導した。
実験の記録動画はコトナのホームページで公開中だ。大島史朗副社長は「片側交互通行規制では、現場の両端に配置される警備員は受傷事故に巻き込まれる危険性があるが、両端にＡＩシステムを設置することで安全性の向上につながる。システムの活用によって、これまで多くの警備員が必要とされた交通規制の現場で、配置する人数を抑えて安全安心を守ることが可能になります」と述べた。