京の街を守り続けて40年

警備は人とAIの時代へ

京の街を守り続けて40年

警備は人とAIの時代へ

2022年4月12日。
おかげさまで、株式会社コトナは
創立から40年を迎えました。
1982年(昭和57年)に「同和警備保障」をとして
第一歩を踏み出し、
関係各位のご支援に支えられ、
時代の変遷にあわせ
人々の暮らしを支える会社へと
姿を変えてきました。
この40周年を新たなスタートと定め、
今まで培ってきた技術力と経験、信頼、実績を
基に更なる向上に努めますとともに、
新しい時代に向かってより一層鋭意努力を
惜しまない所存でございます。

「感謝と絆で明日につなぐ」を
胸に抱いてこれからも。

コトナ40年のあゆみ

1982(昭和57年)「同和警備保障」設立

1982年4月12日
大島浩吉は皆が和合することを社名に願い、
同和警備保障を創業。
原点工務を追求する日々であった。

原点の工務警備

昭和57年4月12日の「同和警備保障」創業から工務警備を中心に追求してきた。
現場での車両の誘導に留まらず、安全安心の確保という同和警備の仕事がそこにはあった。施設警備・巡回警備・イベント等様々なことを行う様になったが、同和警備保障の原点は工務警備にある。目配り・気配り・心配りの警備が同和警備の仕事のモットーである。

様々な雑踏警備を実施

京都市ミレニアム、花灯路等、イベント警備を追求。

観光地での警備のエリア拡大

花灯路の実績が評価され、東山・嵐山・醍醐・岡崎の観光地での警備拡大へ。

2014(平成26年)代表取締役社長 大島伸二 就任
「株式会社コトナ」へ社名変更

2014年4月1日
代表取締役社長に
大島伸二就任。
新しい警備を創造する
京都らしい企業を目指し、
「同和警備保障株式会社」から
「株式会社コトナ」に社名変更。
経営方針を以下とした。

● 警備業における働き方改革を目指す(GLTDやDCの導入、有給消化の向上等)
● 月給での保障やレベルアップを目指せる給与諸条件に変更
● 安易な拡大ではなく、社員は毎日安定した仕事と地元京都への貢献を行い、悪目立ちせず、簡素に、しかし仕事は高品質。
● 社員が仕事に誇り(プライド)を持ち、地元や地域の方が安心して紹介できる品質(ブランド)を常時保有する。

世界遺産社寺での常駐警備を実施

門前会、保勝会等、地元団体とも連携し警備を実施。行政との合同地域清掃やお祭へのお手伝いとしての参加。地元や警察行政の意見を常に組み入れた雑踏警備を一緒に作っていくスタンスが確立された。

国家資格警備士の充実

交通・雑踏・施設が出来る横断的能力を持った国家資格警備士を充実。
交通のプロフェショナルだからこそ、安全を確保し、機敏に対応することができる。笑顔で快活に、毅然とルールを伝える。二面性を伴う警備が出来ることが高評価に繋がった。
カトリック系学園の横断対応から常駐警備へ。
のちに大阪の同学校の警備も実施。

警備士としての使命感と誇り~
過酷な環境下の任務遂行から
生まれた思い

台風が近づく中の祇園祭では、雨・風を物ともしない各鋒、山の皆さんの熱気に、疫病退散、まさしく邪気を払う熱気の中、仕事をする、警備という役割を全うするということがどういうことなのか、保安の職としての社員の強いプライドも感じた。
そして、祇園祭前祭が終わった直後に起こった京都アニメーション放火事件、警戒警備を任された。
繁忙期であるにも関わらず、誰一人異を唱えず、警備に集中した。
このときの経験からディフェンダーエックスやAI機器も活用した警備で事件の未然防止を強く考えるきっかけとなった。

警備士の安全確保、
業務品質向上に向けた取組み

空調服やボディカメラ、録音拡声器誘導灯、着たくなる制服へ毎年改良。

● 祇園祭や花火大会の警備を通して、夏場の雑踏警備における人々の熱気や群集圧力と圧迫感、空調服の必要性を感じた。警備士の安全確保と業務品質向上にボディカメラを導入。
● コロナ禍の中、飛沫防止や安心感向上のため、録音拡声器機能付き防災誘導灯を採用。

今日現在一緒に働いてくれている社員、志半ばで離脱した社員やOB・OG、コーポレートカラーであるブルーグリーンの制服に誇りを持ち、ひと時代を駆け抜けた。
そんな思いのこもった制服だからこそ大切に、そしてよりよく常に改善したいと考えている。

常に最新の警備提案を行う会社へ

聖火リレー警備の計画受託や長年の花火大会の警備経験から公営競技場での雑踏警備も担う。
コロナ禍の中、群集流動をコントールすることに日本固有警備の深奥があると考え、交通資格に続き、雑踏警備資格の取得がコトナの標準と定めた。大津営業所開設。びわこボート受託。警備レベル新人の平均教育時間を最低50時間~80時間とした。

関西交通AIセンター設立
KB-eye導入

関西交通AIセンター設立
警備の高性能化と省人化を目指しKB-eyeシリーズを導入。
今まで積み上げてきた警備をベースに、次の警備を作っていく社員が、応援して頂ける仲間ができた。皆で考え、皆でAIを使った新しい警備を作っていく。
祇園祭でも雑踏AIに強い期待を頂いた。屋内イベントでは石ふしぎ発見展で保有するすべてのAI含めた機器で警備にあたった。警備は日々進化していく。

KOTONA(コトナ)とは
京言葉の「こーと」
簡素でかつ上品な、
より京都らしい企業で
ありたいという思いであり
またフィンランド語で “at home”
という
意味もあるそうで、
本当の意味で皆様と
親身な
警備をさせて頂きたい
という
願いを込めた社名です。
今、私たちに求められているのは
心の豊かさではないでしょうか。
KOTONAでは本当の幸せとは
何なのかを常に問いかけ、
警備という仕事に
活かそうとしています。

未来へ

京の街を守り続けて40年
警備は人とAIの新時代へ。
豊かで持続可能な未来の共創を使命として、
あるべき未来を問い続け
社会課題の解決に挑戦していきます。

2号警備のための移動式警備システム〜人とAIが補い合う、新しい警備のカタチ〜

昨今、あらゆる業種・業態において人材不足が叫ばれており、それは警備業界においても例外ではありません。警備業界における人材不足は、業務過多になりやすく、若者の警備業に対する更なる敬遠傾向に拍車をかけます。現状では、高齢や経験不足の警備員も多く、事故増加などの可能性を抱えています。今後、警備業界に入りたいという若者を増加させていかなければ、私たちの業界の将来は先細ってしまいます。そこで、警備という仕事をより誇り高い業種に引き上げ、さらに発展させていくことを目的として、このAI搭載2号警備システム「KB-eye」は生まれました。